【2023年最新版】帰国子女の中学受験でおすすめの中学校ランキングTOP20

企業の海外進出が進み、海外駐在員が増える中、当然のことながら、多くの日本人の児童・生徒が海外から帰国することも増えています。

文部科学省は、帰国子女について「海外勤務者の子供で、1年以上、海外に在留して帰国した児童・生徒」と規定していますが、同省の「学校基本調査」によると、毎年約1万人の帰国子女が帰国しています。

そのうち小学生が約6割と圧倒的に多いです。

そのため帰国子女を受け入れる中学校も多くなりました。

しかし、どの学校を選べばよいかなかなか判断できないご家族も多いと思います。

そこで、帰国生入試で中学受験を経験した筆者が、独自の観点から「帰国子女の中学受験でおすすめの中学校」をランキング形式でご紹介します。

進学実績、グローバル教育、帰国子女の受け入れ体制、ブランド力の4項目を各10点満点で評価し、合計点(40点満点)が高い上位20校が帰国子女が受験すべき中学校です。

ランキングの評価基準について

進学実績 国内、海外有名大学への合格者数
グローバル教育 IB認定校
留学制度の充実(10スクールなど海外名門校との提携実績)
英語授業の充実
第二外国語教育
帰国子女の受け入れ体制 帰国子女の受け入れ実績(年数や人数など)
帰国生クラス(特別学級)
国語、数学のフォローアップ体制
ブランド力 卒業生の活躍
学校のイメージ

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以上の4項目を各10点満点で評価し、合計点の高い中学校を順にランキング形式でご紹介します。

ランキング形式に順位を付けていますが、例えば英語教育を重視するご家庭は「グローバル教育」の評価の高い学校、進学実績を重視されるご家庭は「進学実績」の項目を中心にご覧ください。

【第1位】渋谷教育学園幕張中学校(37/40点)

進学実績 ★★★★★★★★★★
グローバル教育 ★★★★★★★★★☆
帰国子女の受け入れ体制 ★★★★★★★★★★
ブランド力 ★★★★★★★★☆☆
合計点 37点

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渋谷教育学園幕張中学校(渋幕)は、東大合格者数上位にランクインする進学校であると同時に、ハーバード大学やMITといった海外名門大学へにも合格者を輩出する帰国子女の活躍が目立つ学校です。

2022年は東京大学に74名の合格者を輩出しました。

学年の約3割が首都圏の最難関国立大学である東大、東工大、一橋に進学しています。

また、海外大への進学のためのサポート体制も充実しています。

ネイティブの海外大進学専門カウンセラーが出願書類などを手厚くサポートしてくれます。

合格のためには、一般入試を勝ち抜いてきた受験生と同等の高い学力を求めれますが、受験科目は英語の筆記試験と面接のみです。

英語のエッセー(小論文)を最重要視していて、英語を使って論理的に思考する能力が求められます。

幅広い分野の知識や経験に基づいたアウトプットが要求されます。

大人でも回答に窮するようなテーマを、しかも英語で記述する必要があります。

入学後しばらくの間は、国語と数学に関して、取り出し授業が実施されます。

その後、一般生の授業に参加しても問題ないと判断された時点で一般生の授業に合流する仕組みになっています。

著名な卒業生:平野拓也(元日本マイクロソフト代表取締役社長)、水卜麻美(日本テレビアナウンサー)、皆藤愛子(フリーアナウンサー)、田中圭(俳優)、高橋成美(フィギュアスケート選手)、井上怜奈(アメリカ合衆国のフィギュアスケート選手)、田中マルクス闘莉王(元サッカー選手、元日本代表、南アフリカW杯代表)

所在地 〒261-0014 千葉市美浜区若葉1-3
学校区分 共学校
受験科目 英語(筆記・リスニング・エッセイ)と面接(英語・日本語)
募集人数 20名

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【第2位】慶應義塾湘南藤沢中等部(36/40点)

進学実績 ★★★★★★★★★★
グローバル教育 ★★★★★★★★★☆
帰国子女の受け入れ体制 ★★★★★★★☆☆☆
ブランド力 ★★★★★★★★★★
合計点 36点

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慶應義塾湘南藤沢中等部(SFC)は、慶應系の中学校の中で、帰国生入試を実施している唯一の学校です。

SFCの生徒は、ほぼ全員が高等部を経て慶應義塾大学に進学することができます。

最近では、私大の定員が厳格化され、それに伴い大学受験の慶應の難易度はさらに上がっています。

そんな中で、ほぼ確実に慶應義塾大学に入学できることは、大きなメリットです。

生徒全体の約2割が帰国子女なので、各学年にネイティブの担任がいます。

帰国子女が持つ悩みなどをネイティブの担任に伝えることができるようになっています。

2019年4月から、横浜初等部からのSFC中等部への進学を受け入れを開始したことに伴い、これまでの1学年4クラスから6クラスへ増設されることになり、中等部の定員が216名へ増員しました。

この影響により高等部の帰国生入試の募集定員がこれまでの30名から10名減り、20名となりましたが、中等部については、今までと同じ30名が定員となっています。

一次試験は、「国語・社会・理科・算数の4科目による受験」あるいは「国語・英語・算数の3科目による受験」のどちらか一方を選択して受験する形になります。

英語圏からの帰国子女の多くは、国語・英語・算数の3科目の試験を受けることになるかと思いますが、一般生と同じ水準の国語・算数の能力が求められることとなります。

著名な卒業生:松村未央(フジテレビアナウンサー)、辻岡義堂(日本テレビアナウンサー)、鈴木新彩(テレビ朝日アナウンサー)、Taka(ONE OK ROCK ヴォーカル)、関取花(シンガーソングライター)

所在地 〒252-0816 神奈川県藤沢市遠藤5466
学校区分 共学校
受験科目 国語・社会・理科・算数の4科目による受験
または
国語・英語・算数の3科目による受験
募集人数 30名

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【第3位】渋谷教育学園渋谷中学校(35/40点)

進学実績 ★★★★★★★★★★
グローバル教育 ★★★★★★★★☆☆
帰国子女の受け入れ体制 ★★★★★★★★★★
ブランド力 ★★★★★★★☆☆☆
合計点 35点

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渋谷教育学園渋谷中学校(渋渋)は、渋幕と同じように、全国トップレベルの共学の超進学校です。

2022年は東京大学に38名の合格者を輩出しました。

また、国際的な視野を身につけるグローバルな部活動も盛んです。

英語ディベート部は、世界大会で優勝経験のある強豪です。

模擬国連部は、2021年の国際大会で国連事務総長賞を受賞しました。

学習面においては、中学3年生から、希望者は第二外国語を受講して国際的な知識を広めることもできます。

生徒全体の約2割が帰国子女です。

日本で過ごしてきた一般生とともに、視野を広げられる点も渋渋の強みであります。

このようなグローバル教育により、2022年にはイェール大学やペンシルベニア大学など海外大にも31名が合格しました。

著名な卒業生:竹俣紅(フジテレビアナウンサー)、岩田絵里奈(日本テレビアナウンサー)、中村美里 (柔道選手、北京オリンピック女子52kg級銅メダリスト、世界選手権2009年優勝)

所在地 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-21-18
学校区分 共学校
受験科目 英語・国語・算数・英語面接
または
作文・国語・算数・面接
募集人数 12名

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【第4位】成蹊中学校(34/40点)

進学実績 ★★★★★★★☆☆☆
グローバル教育 ★★★★★★★★★☆
帰国子女の受け入れ体制 ★★★★★★★★★☆
ブランド力 ★★★★★★★★★☆
合計点 34点

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成蹊中学校は、全国に先駆けて帰国子女の受け入れを開始し、1935年に海外勤務者子女のために特別学級が設置されました。

現在、中学1年に海外現地校、インター校出身者15名で構成される国際学級を設置しているほか、中高生の約2割にあたる人数の帰国生が学園生活を送っています。

アメリカの10スクール(テンスクール)を含む名門校への正規留学のチャンスや、世界各国からの留学生の受け入れ・学校訪問があり、帰国子女の生徒が活躍できる機会があります。

特に1856年創設のアメリカ屈指の全寮制私立学校であるセント・ポールズ・スクール(ニューハンプシャー州コンコード市)は、日本では成蹊高校とだけ交換留学制度を設けています。

1949年から成蹊高校から毎年1名の留学生を派遣し、1976年からはセントポールズ校からの留学生を受け入れています。

多くの留学生は帰国せずに、そのままハーバード大学、プリンストン大学などの海外大学に進学しています。

高校2年次からは文系・理系に分かれ、英語・数学が習熟度別の少人数クラス編成となりますが、第2外国語として、ドイツ語・フランス語・中国語・朝鮮・韓国語を選択することもできます。

また、成蹊は官立が多かった旧制高等学校の中で、全国でも4校(成蹊、成城、武蔵、甲南)しかない私立の7年制(尋常科4年+高等科3年)の旧制高等学校の歴史を受け継ぐ伝統校でもあります。

教育者である中村春二が三菱財閥総帥の岩崎小弥太と今村銀行(第一銀行と合併)頭取の今村繁三の協力を得て創立された背景もあり、伝統的に三菱グループや富裕層の子弟が多く通っています。

著名な卒業生:安倍晋三(元衆議院議員、元内閣総理大臣(第90・96ー98代)、元自由民主党総裁(第21・25代)、有馬龍夫(日本政府代表、元駐独大使、元駐蘭大使)、加藤良三(元駐米大使、日本プロ野球組織コミッショナー、三菱商事特別顧問)、木内孝胤(衆議院議員)、斎藤邦彦(元外務事務次官、元駐米大使、元国際協力機構JICA総裁)、佐藤敬夫(元衆議院議員、元日本青年会議所会頭)、中島啓雄(元参議院議員)、古屋圭司(元国家公安委員会委員長(第87代)、元拉致問題担当大臣、元経済産業副大臣)、丸山浩一(西東京市長)、若林正俊(元参議院議員、元農林水産大臣、元環境大臣)、渡邉優(駐キューバ特命全権大使)、梶谷玄(弁護士、最高裁判所元判事、日本弁護士連合会元副会長)、梶谷剛(弁護士、日本弁護士連合会前会長)、本林徹(弁護士、日本弁護士連合会元会長)、淺沼健一(淺沼組社長、全国建設業協会会長)、鮎川純太(テクノベンチャー会長 )、石坂信雄(東芝アメリカ元会長、シンキングマシンズ元副社長)、石坂信也(ゴルフダイジェスト・オンライン創業者・社長)、上田昌孝(アメリカンホーム保険会長、フジ・ダイレクト・マーケティング社長、ディノス・セシール会長)、上原明(大正製薬社長)、相賀昌宏(小学館社長(創業家))、清原武彦(産業経済新聞社会長、フジテレビジョン取締役)、草間高志(みずほ証券会長)、後藤高志(西武ホールディングス・西武鉄道社長、西武ライオンズオーナー、みずほコーポレート銀行元副頭取)、佐々木元(日本電気 (NEC)会長)、塩澤太朗(養命酒製造社長)、下河辺俊行(下河辺牧場代表)、 高橋靖(大日精化工業社長)、立花陽三(元東北楽天ゴールデンイーグルス社長)、谷正紀(三菱自動車工業元副社長・元成蹊中学・高等学校校長)、天坊昭彦(元出光興産社長、武蔵野美術大学理事長) 、古川紘一(元森永乳業社長)、堀新太郎(ベイン&カンパニー元会長)、吉永泰之(富士重工業社長)、若林貴世志(元東京放送ホールディングス相談役、元横浜ベイスターズオーナー)、黒川清(政策研究大学院大学教授、東京大学名誉教授、内閣特別顧問、日本学術会議会長(第22-23代))、清水義明(プリンストン大学名誉教授)、入江昭(ハーバード大学名誉教授)、すぎやまこういち(作曲家)、東儀秀樹(雅楽演奏家)、 服部克久(作曲家)、坂茂(建築家)、中井貴一(俳優)、東野英心(俳優)、高島彩(元フジテレビアナウンサー)、安藤萌々(テレビ朝日アナウンサー)

所在地 〒180-8633 東京都武蔵野市吉祥寺北町3-10-13
学校区分 共学校
受験科目 一般入試(帰国子女枠):国語・算数・面接
国際学級:英語・国語・算数
募集人数 一般入試(帰国子女枠):若干名
国際学級:15名

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【第5位】広尾学園中学校(31/40点)

進学実績 ★★★★★★★★☆☆
グローバル教育 ★★★★★★★☆☆☆
帰国子女の受け入れ体制 ★★★★★★★★★☆
ブランド力 ★★★★★★★☆☆☆
合計点 31点

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広尾学園中学校は、帰国子女向けにインターナショナルコースが設けられています。

アドバンストグループ(AG)とスタンダードグループ(SG)の2つのコースに分けられています。

特にAGは、すでに高い英語力のある生徒向けにオールイングリッシュで授業が進められています。

2022年はコロンビア大学やトロント大学の名門校を含む184名が海外大へ合格しています。

著名の卒業生:凰稀かなめ(元宝塚歌劇団宙組トップスター)、未来優希(元宝塚歌劇団雪組男役)、華耀きらり(元宝塚歌劇団花組娘役)、花野じゅりあ (元宝塚歌劇団花組娘役) 、MADOKA(ものまねタレントコロッケの娘)、江國香織(作家)

所在地 〒106-0047 東京都港区南麻布5-1-14
学校区分 共学校
受験科目 インターナショナルAG:
・English(英語による出題)
・Mathematics(英語による出題)
・Japanese(日本語による出題)
・Interview(英語/日本語)
本科/医進・サイエンス/インターナショナルSG:
・国語(日本語による出題)
・算数(日本語による出題)
・面接(日本語)
募集人数 インターナショナルAG:30名
本科/医進・サイエンス/インターナショナルSG:10名

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【第6位】頌栄女学院中学校(30/40点)

進学実績 ★★★★★★★☆☆☆
グローバル教育 ★★★★★★★☆☆☆
帰国子女の受け入れ体制 ★★★★★★★★★☆
ブランド力 ★★★★★★★☆☆☆
合計点 30点

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頌栄女学院中学校は、伝統的に帰国子女を多く受け入れています。

募集人数は特に定められていませんが、在校生の約20%が帰国子女の生徒です。

受験科目は英語(筆記・英会話)と面接です。

筆記試験では、ライティング、読解と文法、語彙力(writing task, reading comprehension and grammar, vocabulary)を問う英検準1級レベルの内容の問題が出題されるだけではなく、自分で物語を作成するフィクションライティングが課されるなど、一筋縄ではいかない試験となっています。

また、英語力を測る基準として、頌栄では英検の取得を推奨しています。

頌栄では中学1年時点で毎年10名前後の英検1級の合格者数、中学2年で15名程度、中学2年で20名程度の合格者を出しています。

一般生も中学生の間に準2級以上の合格を目標に、英語力を求める指導を実しています。

なお、生徒全体の約60%が国公立大学・早慶上智に進学しています。

著名な卒業生:大木聖子(地震学者)、森麻季(元日本テレビアナウンサー)

所在地 〒108-0071 東京都港区白金台2-26-5
学校区分 女子校
受験科目 英語(筆記・英会話)と面接
募集人数 定員数なし

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【第7位】同志社国際中学校(29/40点)

進学実績 ★★★★★★★☆☆☆
グローバル教育 ★★★★★★★☆☆☆
帰国子女の受け入れ体制 ★★★★★★★☆☆☆
ブランド力 ★★★★★★★★☆☆
合計点 29点

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同志社国際中学校は、関西で帰国子女に人気の学校です。

全校生徒の約70%が帰国子女であることから、帰国子女の受け入れ体制がよく整っています。

また、1学年の生徒数280名に対して、同志社大学に進学するのは約9割の250名です。

受験勉強にとらわれることなく、充実した学校生活を送ることができます。

著名な卒業生:内田誠(日産自動車社長、日本自動車工業会副会長)、粗品(お笑い芸人、「霜降り明星」メンバー)、トラウデン直美(モデル、タレント、キャスター)

所在地 〒610-0321 京都府京田辺市多々羅都谷60-1
学校区分 共学校
受験科目 A選考:
(専願)英語資格、書類審査、面接
(併願)作文(日本語以外)、書類審査、面接
B選考:国語、数学、英語、面接
募集人数 55名

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【第8位】関西学院千里国際中等部(28/40点)

進学実績 ★★★★★★★☆☆☆
グローバル教育 ★★★★★★★☆☆☆
帰国子女の受け入れ体制 ★★★★★★★☆☆☆
ブランド力 ★★★★★★★☆☆☆
合計点 28点

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関西学院千里国際中等部は、隣接する関西学院大阪インターナショナルスクールと一部の授業や課外活動を一緒に実施しています。

一般生、帰国生、留学生が一緒になって学校生活を送っており、学校内の国際交流が非常に盛んです。

英語の授業は5段階のレベル別で実施されています。

そのため、それぞれのレベルに合った授業を受けることが可能です。

一番上のクラスでは、インターナショナルスクールの生徒と共に授業を受けるので、英語力に自信がある帰国子女にとって、さらに実力を伸ばすことができる環境です。

著名な卒業生:木田真理子(バレリーナ)、亀井潤(バイオミメティックスデザイナー、水中で呼吸ができる人工エラ『AMPHIBIO』を開発)、西山耕平(読売テレビアナウンサー)

所在地 〒562-0032 大阪府箕面市小野原西 4-4-16
学校区分 共学校
受験科目 帰国生・海外生・帰国生特別入試:
作文(日本語または英語)・面接・保護者面接
帰国生筆記入試:
国語・算数・グループ面接
募集人数 定員数なし

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【第9位】洗足学園中学校(25/40点)

進学実績 ★★★★★★★★☆☆
グローバル教育 ★★★★★★★☆☆☆
帰国子女の受け入れ体制 ★★★★★☆☆☆☆☆
ブランド力 ★★★★★☆☆☆☆☆
合計点 25点

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洗足学園中学校は、女子校としては帰国子女の募集人数が20人と多く、毎年35人前後が入学しています。

帰国子女は帰国生クラスにて、アメリカの中高の標準カリキュラムに沿った英語の授業が実施されています。

また、国語と数学に関しても一般生のクラスについていけるようにフォローアップ体制が充実しています。

例年、毎年150名程度が早慶上智、20名程度が医学部に合格しています。

海外大進学者も多く、海外大の医学部に合格した生徒もいます。

著名な卒業生:平原綾香(シンガーソングライター )、原田早穂(元アーティスティックスイミング選手)、池澤あやか(女優)、水前寺清子(歌手)、昆夏美(歌手)、彩みちる(宝塚歌劇団月組娘役)

所在地 〒213-8580 神奈川県川崎市高津区久本2-3-1
学校区分 女子校
受験科目 A方式:英語・面接
B方式:英語・国語・算数・面接
募集人数 20名

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【第10位】豊島岡女子学園中学校(24/40点)

進学実績 ★★★★★★★★★★
グローバル教育 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
帰国子女の受け入れ体制 ★★★★☆☆☆☆☆☆
ブランド力 ★★★★★★★☆☆☆
合計点 24点

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豊島岡女子学園中学校は、帰国子女を受け入れる学校の中で、最も偏差値が高い女子校です。

例年30名程度の東大合格者を輩出しています。

しかし、一方で帰国子女を受け入れる学校ではありますが、グローバル教育や受け入れ体制には少し不安があることも事実です。

1学年は6クラス編成ですが、クラス・授業とも一般生との混合で行っています。

英語の授業に関しても同様で、一般生との混合クラスで実施されています。

生徒の大多数は一般生ですので、帰国子女だけを特別扱いしない方針となっています。

あくまでも国内の難関大に進学することを前提で、学校を選ぶのであれば、おすすめの学校です。

著名な卒業生:夏木マリ(女優)、本間智恵(テレビ朝日アナウンサー)

所在地 〒261-0014 千葉市美浜区若葉1-3
学校区分 女子校
受験科目 国語・算数・理科・社会
募集人数 若干名

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【第11位〜20位】帰国子女の中学受験でおすすめの中学校

ここではトップ10では紹介しきれなかった中学校を10校紹介します。

名門男子校・女子校を中心に、帰国子女にとって魅力的な学校ばかりですので、ぜひ併せてご覧ください。

第11位:海城中学校(23/40点)男子校

第11位:聖光学院中学校(23/40点)男子校

第13位:早稲田大学系属早稲田実業学校中等部(21/40点)共学校

第14位:白百合学園中学校(20/40点)女子校

第14位:立教池袋中学校(20/40点)男子校

第14位:立教女学院中学校(20/40点)女子校

第14位:学習院中等科(20/40点)男子校

第14位:学習院女子中等科(20/40点)女子校

第19位:立命館宇治中学校(19/40点)共学校

第20位:東京学芸大学附属国際中等教育学校(14/40点)共学校

まとめ

本記事では、帰国子女の中学受験でおすすめの中学校をランキング形式で20校をご紹介しました。

帰国子女の中学受験は準備が全てです。

まずは、帰国生入試を実施している学校の中から、気になる学校を選びましょう。

受験資格はあるのか、子供が受験科目に対応できるのか、中高一貫校か大学付属校か、そして何より子供に合う学校なのか、確認事項は多岐に渡ります。

学校選びができたら、一時帰国のタイミングで実際に学校を見学して、受験に関する情報を集めることが大切です。

帰国子女の中学受験では、一般入試と異なり、海外生活の中で、日本の理科・社会まで学習することが難しい学習事情に配慮して、国語・算数の2科目入試や国語・算数・英語の3科目入試が実施されることが多いです。

筆記試験だけではなく面接が実施する学校がも多くあります。

受験する学校によっては、英語のスピーキングテストもありますので、英語での対応力が求めれます。

逆に、海外生活が長いと日本語での面接に不安を感じることもあるはずです。

海外在住時から通信教育やオンライン学習で受験対策をする必要があります。

不安があるならオンライン家庭教師でのマンツーマンレッスンもおすすめです。

オンライン家庭教師であれば、帰国子女への指導経験を持つ家庭教師や志望校への合格実績を持つ家庭教師から海外にいながら指導を受けることが可能です。